第3回評価部会開催

文部科学省の支援による事業を終了するにあたり、標記の会議を開催しました。

開催日時:
2013年3月4日(月) 13:00~15:30
開催場所:
技術経営研究科 会議室

会議の概要:

  1. 出席者:
    • 【評価委員】
      株式会社 島津製作所 顧問
      <委員長> 天野 徹氏
      宇部興産株式会社執行役員 総務・人事室 人事部長
      六角 朋生氏
      西日本電信電話株式会社 山口支店 法人営業部長
      中西孝一氏
      株式会社日立ハイテクノロジーズ 電子デバイスシステム事業統括本部
      笠戸地区設計・生産本部 システム設計部 主管技師

      渡辺成一氏
      マツダ株式会社 技術研究所 所長
      農沢隆秀氏
    • 【山口大学】
      ・専門技術教育プログラム代表者:
      真空:
      教授   山本節夫
      セキュリティ:
      教授   浜本義彦
      組込みシステム:
      助教   森田 実
      環境・エネルギー:
      教授   三浦房紀、森田昌行、
      生体情報利用:
      教授   齊藤俊
      解析主導設計:
      准教授  春山繁之
    • ・大学院技術経営研究科イノベーション実践教育センター
      センター長 技術経営研究科長
      教授 上西研
      シニアマネジャー
      特命教授 淺田宏之
    • ・大学院理工学研究科 研究科長      教授 堀憲次
    • ・工学部 事務部長 川畑廣史
    • ・技術経営研究科 企画事務室 室長 中川和美
    • ・工学部学務課 副課長   福田 孝
  2. 議事報告
    1. 本教育プログラムの総括として事務局および各専門技術教育コース代表者が3年間の活動を報告した。
    2. 上記報告について質疑応答。
    3. 評価委員による事業評価(総括):

評価委員会の総括

イノベーション実践教育センター

評価委員会 委員長 天野徹

本教育プログラムの開発は、平成22年度から3カ年の計画で進められてきたものであるが、その間、プログラム修了人材を受け入れる産業界からの意見を積極的に取り入れ、またその協力を得た結果、現在の産業界のニーズに合致した内容となっていると評価できる。また、この間、イノベーションに対する意欲と実践経験を有する相当数の修了生を輩出しており、一部修了者数が少ない専門教育プログラムもあるものの、その理由は明らかになっていることから、今後ともイノベーション人材の供給に大きな役割を果たしていくことが期待できる。

今後は、特に産業界の現役技術者の協力を得つつ最新の情報に基づいた演習課題の設定を行うとともに、学生や修了生へのアンケートなどにより受講者の意見を教育方法に反映させ、本プログラムの中で、学生がものになる成果を創出する経験を積むことができるようその充実に努めて頂きたい。また、産業界のみならず、国内外の他大学との連携を深め、学生のコミュニケーション力の向上を図ると共に、本成果の普及に努めていくことを期待する。

本事業では、山口大学の複数組織(3研究科、産学公連携センター)の適切な連携の下に進められたことによって所期の成果が得られたものであることに鑑み、今後事業主体が理工学研究科に移ったとしても当該連携が維持されることを強く希望すると同時に、今後他のプログラムにおいても、当該連携が活かされていくことを期待する。

第3回評価部会開催