専門技術教育プログラム
真空技術教育プログラム
1)目標
真空技術は、電子・機械・化学・食品・医薬など、産業界の幅広い分野で使われており、真空およびその応用技術について学ぶことは極めて有益である。
専門技術教育プログラムでは、真空工学の基礎から、真空の応用、特に真空環境を利用した材料作製や微細加工技術、さらには太陽電池等へのデバイス応用について、講義・演習・実習で学ぶ。
さらに、高度ものづくり創成演習では、技術経営教育科目群と真空技術教育科目群で学んだことを活用して、真空をコア技術にした新たな事業を仮想的に興すことに取り組み、イノベーションを駆動する力を実践的に養うことを目標とする。
2)コースの特徴
- 産業界の人材育成ニーズも踏まえつつ、産学で協同して教材を作成
本コースに関連の深い産業界の団体である日本真空工業会や関連企業の意見をヒアリングした上で、外部講師(産業人)と学内教員が密に議論しながら教材を開発した。講義に加えて演習も十分に行なうカリキュラムにしたことで、知識の定着を確実に図るとともに、知識を応用する実践力も養えるようになっている。 - 積極性やマネジメント力など、イノベーションを駆動する力を伸ばす演習
新規に開発した「高度ものづくり創成演習(真空)IおよびⅡ」は、技術経営(MOT)教育科目群と真空技術教育科目群で学んだことを活用して、数名のグループで、真空技術をベースとした起業を仮想的に実践し、予期せぬ擾乱に耐え抜くビジネスプランを考え、発表する内容の授業である。PBL(Project-Based Learning)で、グループワークでもある。学生の積極性やマネジメント力などを伸ばす効果的な授業である。 - 産学が協同して授業を実施
産業界の第一線で活躍している技術者(7名)を非常勤講師とし、学内教員(3名)、技術職員(3名)が協力・分担することによって、産業界の最新の動向を織り込み、産業界のグローバル競争の臨場感を醸し出した授業を実施している。 - 産業界の意見を汲み上げてカリキュラムを改善
カリキュラム検討委員会(産業界の外部委員を数名含む)を毎年開催し、社会人による授業モニターを行なうことによって、産業界の意見を汲み上げてカリキュラムの改善を絶え間なく行なっている。 - 産業人と学生が席をならべて切磋琢磨しながら勉学
真空工学特論、真空応用技術特論、真空プロセス技術実践演習がこれに該当する。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | 真空工学特論 | 2 | 必修 |
微細加工技術特論 | 2 | 必修 | |
プロセス技術実践演習 | 2 | 必修 | |
デバイス製造技術特論 | 2 | 必修 | |
高度ものづくり創成演習 | 高度ものづくり創成演習Ⅰ | 2 | 必修 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | 2 | 必修 |
4)これまでの状況
- 1山口大学公開講座(特別講座)「真空技術の基礎と応用」で培った実績とノウハウによって、平成22年度から本格実施しました。
- 真空関連産業界の第一線で活躍されている専門技術者を講師に招いて、最先端の技術や市場の状況について学び、演習に取り組みました。平成22年度は、電子デバイス工学専攻修士1年16名が受講しました。
- 受講生の中から4名が、平成22年度真空技術者資格認定(主催:日本真空協会および日本真空工業会)において「2級真空技術者」に合格しました。(全国での合格者数は61名)
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 受講者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
真空工学特論 | 35 | 23 | 17 |
真空応用技術特論 | 31 | 22 | 15 |
真空プロセス技術実践演習 | 33 | 22 | 14 |
デバイス製造真空応用特論 | - | 21 | 23 |
高度ものづくり創成演習(真空)Ⅰ | 16 | 10 | 10 |
高度ものづくり創成演習(真空)Ⅱ | - | 13 | 10 |
前期修了証 | 16 | 10 | 10 |
修了証 | - | 13 | 10 |
真空関連産業の第一線で活躍している
技術者による臨場感溢れる講義
「高度ものづくり創成演習」におけるグループ討議
~課題:真空をコア技術として新事業を興してみよう~
セキュリティ技術教育プログラム
1)目標
IT技術は全産業の基盤技術であり,国際競争力の強化にはIT技術の発展が不可欠である。しかしながら現状は,産業界の要求にIT技術者が質と量の両面で大幅に不足している。本教育プログラムは、この要求に応えるべく、セキュリティ技術を中心に、実践力のある高度IT技術者の育成を目標としている。
2)コースの特徴
- PBL演習による実践化
従来の座学の理論中心教育ではなく、機器を用いた演習やPBL(Project-Based Learning)を積極的に取り入れるなどの実践的教育を実施する。 - コンピテンシーの向上
特に産業界で要求される、プロジェクトを推進するプロジェクトマネジメント力、協働作業で必須のチームビルディング力やコミュニケーション力、更には日本人の弱点である論理的思考力の習得に特化し、それら能力をプロジェクト開発、独自のセキュリティ技術演習群などのチーム演習を通して実践的に養う。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | 先端情報工学演習Ⅰ | 2 | 必修 |
先端情報工学演習Ⅱ | 2 | 必修 | |
先端情報工学演習Ⅲ | 2 | 必修 | |
ITプロジェクトマネジメント特論 | 2 | 必修 | |
高度ものづくり創成演習 | ITプロジェクト開発Ⅰ | 2 | 必修 |
ITプロジェクト開発Ⅱ | 2 | 必修 |
4)これまでの状況
- 平成20年度から開始された「高度情報教育プログラム」のカリキュラムをベースとして、平成22年度は本教育プログラムとしても開講しました。
- 平成22年度は、電子情報システム工学専攻修士学生が多数受講しました。
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 履修者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
先端情報工学演習Ⅰ | 38 | 41 | 45 |
先端情報工学演習Ⅱ | 38 | 41 | 45 |
先端情報工学演習Ⅲ | 10 | 32 | 20 |
ITプロジェクトマネジメント特論 | 18 | 34 | 24 |
ITプロジェクト開発Ⅰ | 16 | 33 | 16 |
ITプロジェクト開発Ⅱ | 14 | 32 | 19 |
前期修了証 | - | 29 | 16 |
修了証 | - | - | 29 |
「ITプロジェクトマネジメント特論」における
グループ討議による演習の様子
組込みシステム技術教育プログラム
1)目標
自動車や家電製品、機械等にマイクロコンピュータシステムを組込ませることは必須となってきている。
本教育プログラムでは、メカトロニクスシステム設計の基本的な考え方から、ディジタル制御とソフトコンピューティングの基礎、制御系の設計演習などメカトロ製品開発に必要な基本知識について学ぶ。さらに,高度ものづくり創成演習では、異なる専攻の学生で構成されるチームワークによりメカトロ・組込みシステムを装備したアイディア製品の設計開発の実習を通して、イノベーションを駆動する力を実践的に養うことを目標としている。
2)コースの特徴
- 異専門分野の学生でチームを構成しチームワークにより、製品開発のプロジェクトを自ら立案し、協働で完成させるプロセスを実践
本教育プログラムは、機械工学、電子工学、ソフトウェア工学を専攻する大学院生を対象とし、システム設計に欠かせない機械技術、電子技術、ソフトウェア技術を、チームワークにより総合的かつ補完的に学習し、自専攻の専門基礎知識をしっかり身につけ、他分野の知識やメカトロ・組込みシステムの設計開発に関わる基本スキルならびに製品開発のプロセスを実践する。 - 海外大学との連携や国際創造工学デザイン学会を通じてグローバル人材を育成
海外大学からの留学生やダブルディグリープログラム学生を積極的に受入れ、日本人学生チームとともに、メカトロニクスシステム設計の基本的な考え方から、ディジタル制御とソフトコンピューティングの基礎、制御系の設計演習などメカトロ製品開発に必要な基本知識について学ぶ。また、海外大学から非常講師を招へいし、英語で講義する。さらに、チームワークにより設計・製作したメカトロ・組込みシステムアイディア製品を国際創造工学学会で発表する。 - 産業界・異なる専攻の教員が協同して授業を実施
産業界の第一線で活躍している技術者や海外大学の教員を非常勤講師とし、学内の異なる専攻分野の教員が協力・分担することによって、より産業界に近い実践教育、より幅広い知識と国際感覚を醸し出した授業を実施している。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | 特別講義 (組込みシステム開発PM) |
1 | 必修 |
特別講義 (組込みソフトウェア演習) |
1 | 必修 | |
メカトロシステム設計工学特論 | 2 | 選択必修 (注1) |
|
制御系設計特論 | 2 | ||
ソフトコンピューティング特論 | 2 | ||
知的ディジタル制御特論 | 2 | ||
高度ものづくり創成演習 | 組込み基本技術演習 | 2 | 必修 |
組込みシステム創成 | 2 | 必修 |
(注1)専門科目と合わせて20単位以上履修
4)これまでの状況
- 平成21年度で試行結果を踏まえ、教育内容の一部変更と充実を図り、教材開発しながら平成22年度も試行的に実施しました。
- 高度ものづくり創成演習Ⅰ,Ⅱでは、「組込み基本スキル演習」と「組込みシステム設計と創成実習」として通年で開講し、グループによるロボット作製、制御を学びました。機械工学専攻、電子情報システム工学専攻修士1年23名が受講しました。
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 履修者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
特別講義(組込みシステム開発PM) | - | 24 | 21 |
特別講義(組込みソフトウェア演習) | - | 26 | 23 |
メカトロシステム設計工学特論 | 21 | 18 | 20 |
制御系設計特論 | 10 | 12 | 11 |
ソフトコンピューティング特論 | 30 | 24 | 22 |
知的ディジタル制御特論 | 44 | 32 | 23 |
高度ものづくり創成演習Ⅰ (組込み基本技術演習) |
- | 21 | 18 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ (組込みシステム創成) |
- | 21 | 18 |
前期修了証 | 11 | 17 | 18 |
修了証 | - | 11 | 21 |
第3クォータ:ロボットの制御実習の様子
第4クォータ:組込みシステム創作の様子と創作したロボットの一例
環境・エネルギー技術教育プログラム
1)目標
現在どのようなことが世界の環境問題として生じているか、そしてそれを解決するために世界でどのような努力がなされているかを理解する。多くの努力の中の工学的アプローチの代表的ないくつかを学ぶと共に、本学の得意分野である最先端の研究内容、技術について深く学ぶ。具体的には、地球環境モニタリング技術としての衛星リモートセンシング技術、クリーンエネルギーのための水素をキャリアとするエネルギー変換システムの材料開発と計測技術、そして地球温暖化対策としてのナノ分離膜を用いた温室効果ガス削減技術などを学ぶ。さらに、高度ものづくり創成演習では、環境問題解決の第一線で活躍している企業の技術者によって直接指導を受け、ハードやソフトのものづくりを通じて、イノベーションを駆動する力を実践的に養う。
2)コースの特徴
- 世界の環境問題を広く学ぶ
環境に関する14名の専門教員によるオムニバス形式で行う「環境共生学原論」を履修することにより、様々な世界の環境問題、環境技術、環境行政・法規、環境に関する国際協力などを幅広く学ぶことができる。 - 世界の最先端の環境技術を学ぶ
山口大学の世界最先端の研究である“衛星リモートセンシング技術”、“電気化学技術”、“ナノ分離膜技術”について、「環境・エネルギー技術特論」、「電気化学計測特論」、「高効率分離膜工学特論」を履修することで学び、環境問題解決のための具体的技術の基礎を習得することができる。 - 企業の第一線で行われている技術を学ぶ
「高度ものづくり創成演習Ⅰ・Ⅱ」では、企業の第一線で活躍している技術者の講話、指導を受けながら、具体的テーマを自ら選び、電気化学計測や分離膜製作などの実習を行う。これらの体験を通じて、理論だけでなく、ものづくりに必要な技術と完成を育むことができる。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | 環境共生学原論 | 2 | 必修 |
環境・エネルギー技術特論 | 2 | 必修 | |
電気化学計測特論 | 2 | 必修 | |
高効率分離膜工学特論 | 2 | 必修 | |
高度ものづくり創成演習 | 高度ものづくり創成演習Ⅰ | 2 | 必修 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | 2 | 必修 |
4)これまでの状況
- 平成23年度から新たにプログラムを開始します。
- 主として環境共生系専攻を対象に、「環境共生学原論Ⅰ」や「環境・エネルギー技術特論」で地球環境問題の歴史、政策及びその解決する技術などを学びます。
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 履修者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
環境共生学原論 | - | 141 | 106 |
環境・エネルギー技術特論 | - | 21 | 27 |
電気化学計測特論 | - | 4 | 9 |
高効率分離膜工学特論 | - | 19 | 7 |
高度ものづくり創成演習Ⅰ | - | 11 | 16 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | - | - | 23 |
前期修了証 | - | 3 | 8 |
修了証 | - | - | 3 |
電気化学実験
クリーンルームでの分離膜の製膜実習
生体情報利用技術教育プログラム
1)目標
生体材料などの生体機能を代替する材料や人工関節などの機能置換デバイスには、機能を代替するという効果と生体親和性という安全性が同時に求められている。また、各種診断装置においても、診断能力に対する信頼性,生体に対する非侵襲性といった同様の効果と安全性が強く求められている。そのためには、先進的な工学技術の導入だけでなく、デバイスの作用による生体反応を情報として取り出し、それを積極的に利用し、効果を高めるようなデバイス設計が必要となる。
本教育プログラムでは、生体の形態的情報や力学的情報を取り出す技術として、光計測、超音波計測などの非侵襲計測法と画像処理診断法を学び、医療機器メーカーからの提言に基づく解決課題を設け、高度ものづくり創成演習などを通して、イノベーションを駆動する能力を実践的に養うことを目標とする。
2)コースの特徴
- 医工連携教育
平成13年度から大学院医学系研究科応用医工学系専攻で実施している医学部と工学部が連携した教育プログラムを発展させたものである。 - 計測・データ処理スキル教育
生体情報の取得において必要となる計測技術と、それらを処理するデータ処理技術に関する知識・スキルを同時に学ぶカリキュラムとなっている。 - 最新の医療機器情報
第一線で開発に携わっている医療機器メーカーの講師から、医療機器が対象としている症例、装置に利用されている原理・技術・背景および残された課題に関する最新の話題提供がなされる。 - 医療分野の多様な課題認識
患者、医師、看護師、検査技師・療法士などそれぞれのニーズを知ることで、工学分野の幅広い技術応用展開の可能性を知る機会が得られる。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | バイオセンシング特論 | 2 | 必修 |
医療診断支援工学特論Ⅰ | 2 | 必修 | |
生体医工学特論 | 2 | 必修 | |
先端医療機器特論 | 2 | 必修 | |
高度ものづくり創成演習 | 高度ものづくり創成演習Ⅰ | 2 | 必修 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | 2 | 必修 |
4)これまでの状況
- 平成23年度から新たにプログラムを開始します。
- 平成13年度に設置された「応用医工学専 攻(博士前期・後期課程)」のカリキュラムをベースとして、新しく開講する科目の教材開発を行った。医療機器メーカーの研究者や技術者を講師として招き、先端的医療機材の開発研究に必要な創造的で幅広い視野を持つ人材の育成を目指します。
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 履修者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
バイオセンシング特論 | - | 22 | 22 |
医療診断支援工学特論Ⅰ | - | 23 | 13 |
生体医工学特論 | - | 22 | 22 |
先端医療機器特論 | - | 10 | 9 |
高度ものづくり創成演習Ⅰ | - | 34 | 26 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | - | - | 2 |
前期修了証 | - | 7 | 9 |
修了証 | - | - | 2 |
先端医療機器特論での医療機器使用体験 (左:痛くない針,右:血糖値センサ)
解析主導設計教育プログラム
1)目標
製品開発のスピードが企業経営を左右する現在においては、製品の企画・概念設計の段階での市場性を含めた全体最適化により、手戻りのない製品開発を行うことが極めて重要になっている。
本教育プログラムでは、製品開発全体を効率的にマネジメントするための解析主導設計(ALD)の理論・知識と実践的スキルを習得することにより、ものづくり分野においてイノベーションを効率的に推進できる人材を育成します。
社会人を対象とした専門大学院である技術経営研究科の授業科目を理工学研究科の学生も受講でき、社会人との討議や共同作業を通して実践課題を解決する手法や知識を学ぶことを目標とする。
2)コースの特徴
- 技術経営研究科(MOT)社会人との共学
解析主導設計教育プログラムの専門技術教育プログラムの4科目(創造的問題解決特論、情報化製造技術特論、オペレーションズ・マネジメント特論、商品開発・ビジネスプラン演習)は、技術経営研究科(MOT)の授業科目であり、理工学研究科の受講生はMOTの社会人大学院生とともに学ぶことができる。 - 先端的、実践的教育
企業幹部・技術者などの実務経験を有する教員により産業界と連携した先端的な教育を受けることができる。また、技術マネジメントの専門家を養成するために構成された一連のMOTの基盤科目(オペレーションズ・マネジメント特論)、展開科目(創造的問題解決特論)、応用科目(情報化製造技術特論)を学ぶことができる。 - 技術をビジネスに繋げるための実践演習
本教育プログラムでは,製品開発全体を効率的にマネジメントするための解析主導設計(ALD)の理論・知識と実践的スキルを修得するため,産業界における実課題を対象とした演習により先端的な課題解決方法を学ぶことができる。
3)プログラムの構成(平成25年度)
プログラム | 科目名 | 単位 | 必修/選択 |
---|---|---|---|
専門技術教育プログラム | 創造的問題解決特論 | 2 | 必修 |
機械システム工学 | 2 | 必修 | |
オペレーションズ・マネジメント特論 | 2 | 必修 | |
ものづくりMOT演習 | 2 | 必修 | |
高度ものづくり創成演習 | 高度ものづくり創成演習Ⅰ | 2 | 必修 |
高度ものづくり創成演習Ⅱ | 2 | 必修 |
4)これまでの状況
- 技術経営研究科の既存の教科目を理工学研究科の学生を対象に開放してきました。
- 専門教育科目のための教材は全て電子教材化して製作しました。
- 受講者数と修了者数(平成24年度末まとめ)
科 目 名 | 受講者数(名) | ||
---|---|---|---|
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
創造的問題解決特論 | - | 22 | 23 |
情報化製造技術特論 | - | 14 | 17 |
オペレーションズ・マネジメント特論 | - | 25 | 24 |
商品開発・ビジネスプラン演習 | - | 13 | 19 |
高度ものづくり創成演習(ALD)Ⅰ | - | 7 | 8 |
高度ものづくり創成演習(ALD)Ⅱ | - | - | 6 |
前期修了証 | - | 6 | 8 |
修了証 | - | - | 6 |
ジョグジャヤカルタ州立大学での研修(平成25年1月)